歴史は結構長い
ゴルフの起源にはいろいろな説があります。有力な説の1つは、スコットランドの羊飼いたちが棒切れで小石を打って穴に入れて遊んでいたものと、オランダ人がスコットランドにゴルフの原型となるものを持ち込んだというものがあります。
15世紀のスコットランドで盛んに行われていたようで、当時はパー(±0)という概念がなく2人でマッチプレー方式で勝敗を競っていました。しかし、次第に多数のゴルファーが参加するようになり、マッチプレー方式では何回も繰り返す必要があるので時間がかかります。そこで順位付けがしやすいようにストロークプレー方式へと移行したそうです。これが主流になると、規格を定める必要が出てきたため、各ホールの規定打数を定めてコースごとの合計規定打数が比較できるように定めたのが、パーの概念の始まりだそうです。
スコットランドのファイフに位置するセント・アンドリュースは世界最古の名門コースで、ゴルフの発祥地として知られます。世界のゴルフのメジャー大会の1つに全英オープンがありますが、5年に1度はこの伝統のあるセント・アンドリュースのオールドコースで開かれます。
1754年にこの場所でR&A(全英ゴルフ協会、Royal and Ancient Golf Club of Saint Andrewsの略)が設立され、ゴルフルールの世界基準化、クラブ・ボールなどの道具にも一定の基準を設けたりと、現在に至るゴルフの基礎を作りました。
ゴルフのコースが18ホール構成される由来としては、1764年にイギリスのスコットランド地方にあるセント・アンドリュース・クラブで、コースの数を以前の22から18に改造しました。それまではクラブによってホール数は均一ではなかったのですが、セント・アンドリュースのホールの配列や構造が評判を呼び、後に作られるゴルフ場の見本となったのです。
この由緒ある歴史から「ゴルフの聖地」としても知られています。
また、変わったエピソードだとウイスキーに関連したことです。スコットランドは寒い気候のため、昔は慣習として1ホールを終えるごとにウイスキーをグラスで1杯飲んでいました。ウイスキー1本で約18杯分のグラスに相当するので、きりのいい数字として18にしたという話があります。「ワンショット」がウイスキーの1杯や、ゴルフの1打を意味しているのはこの理由です。
日本は明治34年(1901年)に神戸で、六甲山の開祖者とも言われるアーサー・ヘスケス・グルームによってゴルフが伝わり、その2年後に日本で最初のゴルフ場である神戸ゴルフ倶楽部が六甲山に作られたのが始まりです。



