フェアを重んじる
ゴルフの魅力

フェアを重んじる

 ゴルフには2つの大原則があることを知っていますか?以下が大原則です。
 
 
●自分に有利になるような振る舞いをしない
●いかなる状況下においても、球はあるがままにプレーする
 
 
 他のスポーツとは異なっている点としては、スポーツ競技においては存在する審判が、ゴルフではいないということです(大会などで競技委員といわれるスタッフがいますが)。これは「ゴルファーはみな誠実であり、故意に不正を犯す者はいない」という基本的な考え方の下で、ゴルフは成り立っているからです。「紳士のスポーツ」と言われるように、ゴルファー自身が審判で自ら正しいと思われる判断を行い、規則に従ってプレーしているのです。

 つまりゴルフはフェアプレーを最も重視するスポーツでもあり、腕前に差があろうとハンディキャップを設けるなど、フェアを重視する誠実さが何よりも大切なのです。適用できるルールがない場合、公正の理念に従った解決をしてきたという理念もあります。スコットランドのゴルフクラブの会員総会では、「ゴルフをする者はみな紳士淑女であり、この偉大なゲームを行うためには、人品教養に一定の資質が問われて当然である」と決議しました。

 フェアプレー以外にもエチケットやマナーといった人間性も重視されます。プロの大会などを見ていると成績がいいほど評価されると思われがちですが、本来は間違いなのです。ゴルフは常識が第一とも言われているように、優れたショットや腕前があっても常識や謙虚さが伴っていないとゴルファーと認められないほどです。
 エチケットやマナーを守ることは人のためと思われがちですが、実はあなた自身が損をしないための大切なことです。身だしなみ、特に服装が第一に重視され、その次に「コースを元通りにする」「他のプレーヤーの邪魔にならない」「他人のミスをあざ笑わない」の3つがマナーの基本3項目とされています。
 また、プレーの進行をスムーズに行うことを重視して、進行が遅いプレーを好まないことが多いです。大会ルールなどでプレーを遅らせるなどの遅延行為にはペナルティが課せられるものがあるからです。

 ゴルファーにはスコアだけが大事な人と、スコア以外にも何かを求めようとする人の2種類がいます。こういったフェアプレーやエチケット、マナーを守れることがゴルファーとして認められる第一歩といえます。ゴルフの上達もこのエチケットやマナーを守るというところから始まるといえ、次第に一緒にゴルフしたいと思う仲間も増えるでしょう。
 
 
 
 ゴルフにはさまざまな名言がありますが、生涯アマチュアを貫き「球聖」と呼ばれた、メジャー大会の1つ・マスターズの創設者でもあるボビー・ジョーンズはこんな名言を残しています。

「人生の最後に、いくらの財産を得たかではない。何人のゴルフ仲間を得たかである」